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日立家の駄菓子の画像

地元で愛される仙台・宮城のお取り寄せ銘菓9選 Vol.2

2020/12/18

新型コロナウイルスの影響で旅行や出張で気軽に足を運べない昨今、仙台・宮城の味をご家庭でも楽しんでいただきたいと始まったお取り寄せ特集。
第3回は、再び仙台が誇る銘菓をご紹介します。今回は、長い歴史を誇る伝統的な銘菓をピックアップ。戦前や昭和初期から、この街に暮らす庶民のために作られ始め、今も技と味を受け継ぎ続ける9つのお菓子をご紹介いたします。地元で長く愛されている銘菓をご家庭でお楽しみいただくとともに、仙台・宮城の菓子文化をぜひご堪能ください。

(※2021年1月12日閉店)顧客の声から作られたずんだの和菓子

2020年に創業110年を迎えた「御菓子老舗 ひろせ」は、伝統的な菓子の技術を守りつつ、時代のニーズに合わせた手軽に味わえる和菓子を提供する和菓子店。
「御菓子老舗ひろせ」は、傷みやすさから土産には不向きとされていた仙台郷土の味「ずんだ」を、どこよりも先に和菓子に仕立てたことで有名なお店です。その看板商品である「ずんだ饅頭」は、枝豆の風味と食感をしっかり残したまさに昔ながらの「ずんだ」らしい味わいが人気です。豆を打ち砕くことを表現した「豆ん打」が名前の由来とされる「ずんだ」は、枝豆のつぶし方が美味しさの要。「ずんだ饅頭」もその伝統的な作りに倣い、熟練の職人が程よく粒感を残して餡を作っているのが特徴です。さらに、餡に滑らかな舌触りの白いんげんを混ぜ合わせることで、くちどけのよい仕上がりに。山芋を素材にした弾力感のある薄皮も、ずんだ餡の風味をより引き立てます。
仙台人にとっては懐かしい昔ながらのずんだの味をご家庭でよりカジュアルに楽しめる「ずんだ饅頭」は、様々なこだわりが詰まった逸品です。

生餅より日持ちし、お取り寄せやお土産として人気の「ずんだ饅頭」(6個入・830円/税込)。賞味期限は製造日より8日

元禄時代から味を継承する元祖仙台駄菓子

まだ砂糖が高級で一部の人しか菓子を楽しめなかった元禄時代に創業。庶民でも味わえるように粗糖や雑穀など安価な材料を使い様々な駄菓子を考案したのが「熊谷屋」。仙台空襲で焼失した際もいち早く復興し、創業以来変わらぬ場所で300年以上に渡り伝統の味を継承してきた、まさに仙台駄菓子発祥のお店です。
飴玉やゆべし、ねじり、きなこ菓子など、ここで作る駄菓子は20種類以上もあり、そのラインナップの多さも仙台駄菓子ならではの魅力。
どの菓子も黒糖や穀物、大豆など身近な食材を素材として、創業当時から変わらぬ味で提供し続けることが「熊谷屋」のポリシー。練る、切る、成形など駄菓子作りの技も代々職人へと引き継ぎ、伝統を守り続けているのも元祖と呼ばれ愛され続けている由縁です。
最近では仙台市を舞台にした人気アニメ『Wake Up, Girls!』の登場キャラクターの実家として「熊谷屋」が登場するのも話題となり、それをきっかけにレトロで味わい深い仙台駄菓子が若い世代から脚光を浴びています。

「仙台駄菓子 箱詰」(12個入・648円/税込)。小さな詰合せでも多彩な味が楽しめます。賞味期限は製造日より20日

懐かしさと新しさが楽しめる仙台駄菓子

1935年に製飴所として創業した「仙台駄がし本舗 日立家」は、初代の出身地・茨城県常陸を由来に名付けられ、仙台駄菓子、仙台飴を4代に渡って伝えてきた老舗です。「日立家」では、お米を素材とした菓子作りから始まり、時代の変化とともに黒糖やきな粉など新たな材料を取り入れて様々な形や味のお菓子を生み出し提供しています。
保存料を使わず、新鮮さと材料の持ち味を生かして手作りする素朴な味わいの駄菓子の数々を、玉手箱をイメージした特製のボックスに入れた詰め合わせは、多彩な仙台駄菓子の味を楽しめると長く愛されている逸品。
近年では若い人にも気軽に伝統菓子を味わってほしいと、一口サイズで食べやすい菓子も開発。仙台弁で小さいを意味する「ちゃっこい」という方言をもとに、「ちゃっこ」と名付けられたこの小サイズの仙台駄菓子は、愛らしい見た目で子どもたちにも人気です。
小さいながら熟練した職人が手間をかけて丁寧に細工する「日立家」の菓子は、懐かしい味とともに仙台駄菓子文化の魅力を今に伝えています。

縁起もののだるま飴も添えられた「ちゃっこ 玉手箱小」(15個入・980円/税込)。賞味期限は製造日より25日

絵になる美しさ、色香に癒される飲み菓子

現在の滋賀県・近江の国から伊達家に招かれて来府し、仙台城下に「御用御菓子司」として店を構えて300年以上。14代に渡って仙台の地で和菓子文化を継承してきた「九重本舗 玉澤」。
商号ともなっている「九重」は、1901年に明治天皇が仙台行幸された際に献上された、他に類を見ないオリジナリティ溢れる飲み菓子です。あられのような球状の粒をグラスに入れて湯を注ぎ、爽やかな香りと上品な甘み、鮮やかな彩りを楽しめるのが「九重」の特徴。味はゆず、ブドウ、ひき茶の3種類を用意しており、どれもお湯に浸すときれいな色に染まり、その見た目が美しく写真映えすると若い世代にも好評です。白湯の代わりにソーダを注いだり、アイスクリームやヨーグルトにトッピングしたり、ハイボールやスパークリングワインといったお酒に合わせるなど、自由にアレンジができるのも魅力。そんな味覚と視覚を楽しませてくれる「九重」は、ティータイムや食事の時間を華やかに彩ってくれます。

3種の味をセット。1杯分に小分けされているのも便利な「九重」(一杯分15g10本入・1,620円/税込)。賞味期限は製造日より60日

ひとつ食べてもおいしさみっつ、三色最中

別々の商品として販売されていましたが、「どの味も食べたいけど3個は多いから、1個の最中に3種類の餡を入れたらどうか」というお客さんの要望をヒントに「三色最中」が生まれました。
3つの扇に異なる餡を包み込んだ丸型の最中は、食べ方によって味わいが変わるのも魅力。餡単体の味を楽しむのはもちろん、ぜひ2つ、3つと味を組み合わせて食べてみてください。交わることでそれぞれの餡が引き立てあい、より濃厚な甘味と小豆の風味が堪能できます。
そんな「三色最中」は小・中・大の3サイズを展開しており、なかでも食べやすい小サイズがお土産として人気。「三色最中」以外にも絶品の餡を使った饅頭や羊羹など、多彩な仙台銘菓を揃えているのも注目です。

餡たっぷりで食べ応えのある小サイズの「三色最中」(9個入・1,700円/税込)。賞味期限は製造日より12日

もち米から自家製生産する特別なモナカ

1932年に開店した「白松菓子店」の代名詞といえば創業当時より作り続ける高品質なモナカ。「より良い製品をより安く」を信条に、時代を経ても変わらぬ味と品質で提供される「白松がモナカ」は、仙台はもとより全国でも愛される銘菓となっています。
このモナカが長く支持される理由は、皮の上品な食感にあります。その皮に使われているもち米は「みやこがね」という品種で、なんと自社田園で栽培されたもの。このこだわりの自家生産もち米は粘りの強さが特徴で、焼き上げることで香ばしくサラッとした食感の皮が出来上がります。餡は濃厚な味わいで一番人気の「胡麻」、北海道産の小豆を使った「大納言」と「白いんげん」、自家栽培の栗をこし餡に練りこむ「くり」の4種類を用意。どれも丁寧に練り上げられたクリーミーな質感で、厚みのある皮との相性も抜群です。
モナカのサイズは4種類ありますが、なかでも最近は一番小さい「ミニモナカ」が会社で同僚に配りやすいと出張土産として大人気となっています。

4種の味をセットにした、一口サイズで食べやすい「ミニモナカ」(20個・1,350円/税込)。賞味期限は製造日より10日

ピーナツの濃厚な風味が香る仙台まころん

1925年創業の「仙臺まころん本舗」は、イタリアで生まれた家庭菓子を日本人向けにアレンジした「まころん」を3代に渡って作り続けています。
「まころん」の材料は小麦粉を使わず、厳選された落花生と宮城県白石蔵王の竹鶏卵、おだやかな甘さの大根糖のみとシンプル。主原料となる落花生は油分が分離しやすいため、圧力を極力加えない製法で素材の風味をしっかり残して作られます。落花生を煎り、荒挽き、中挽き、製粉と3つの工程を経て粉にするところから始まり、生地作り、焼き上げまで職人が手作業で行うのも創業当時のまま。こんがりきつね色に焼き上がった「まころん」は、外側はザクっと、中は空気を含んだ軽い食感で、噛むほどに落花生の香ばしさとたまごの優しい風味が広がります。
プレーンの他に、チョコやごま、黒糖、りんごなど味のバリエーションも豊富。きめ細かくまろやかな味わいもさることながら、栄養価も高く安心して食べられる「まころん」は、一粒食べ始めたら手が止まりません。

食べやすい一口サイズの「仙臺まころん」プレーン小粒(110g・378円/税込)。賞味期限は製造日より60日

伊達政宗公の姿が刻まれたモダンな煎餅

「伊達瓦せんべい」は、その名のとおり伊達家が築城した仙台城の瓦をモチーフにした煎餅で、仙台土産として長く愛される逸品。伊達家の使用許可を得て1912年の創業当時から使用する、伊達政宗公の騎馬像や「竹に雀」の家紋などの焼き印が特徴です。
「伊達瓦せんべい 一茶」の初代は神戸での菓子作りの修業を経てその技術を仙台に持ち帰り、「伊達瓦せんべい」を開発しました。カステラの製法を取り入れて小麦粉、砂糖、卵を混ぜ合わせて作られるこの煎餅は、専用の型に4枚分ずつ材料を流し込み、一枚一枚じっくり焼き上げ焼き印をつけて完成します。すべての工程を丁寧に手作業しており、製法は90年以上経た今も変わりません。優しい甘さと香ばしさが楽しめるバタークッキーにも似た味わいは、緑茶はもちろん紅茶やコーヒーとも相性がよく、幅広い世代に支持されています。
伊達政宗公以外にも四季をモチーフとした様々な焼き印を揃えており、相談すれば絵柄を変えることも可能なので贈答品や記念品として活用するのもおすすめです。

食べ飽きない美味しさで長く愛されている「伊達瓦せんべい」(6枚入・620円/税込)。賞味期限は製造日より40日

和洋折衷な味わいが魅力の「支倉焼」

たばこや食品などを扱う雑貨屋として創業したのがはじまりの「ふじや千舟」。1949年の創業当時、お店で販売していたキャラメルやチョコレートなどの洋菓子が地元学生に人気だったことに目をつけ、オリジナル菓子作りを始めたのがきっかけで「支倉焼」は生まれました。
和菓子職人とともに5年の歳月をかけて作り上げた「支倉焼」は、和菓子と洋菓子どちらの要素も備えた斬新な味わいが話題となり、発売からすぐに人気を獲得。1963年からは「支倉焼」だけの製造販売に徹することを決断して、現在も昔ながらの製法を引き継ぎ「支倉焼」一筋の販売を続けています。
そんな「支倉焼」は職人の手作業でふんわりと練り上げられる餡と皮が特徴で、その皮で餡を包む技術の習得には半年以上かかるといいます。その丁寧な手作業で作られる「支倉焼」は皮と餡の一体感が抜群で、上品な甘さと練りこんだクルミの香ばしい味わいが楽しめます。
ご家庭で召し上がる際は、少しオーブンで温めることでより風味豊かな焼きたての味を堪能できるのでぜひお試しください。

「支倉焼」(6個入・1,209円/税込)。伊達家の使節として外交に尽力した支倉常長の偉業をたたえ、名付けられました。賞味期限は製造日より10日

※表示価格はすべて2020年1月30日時点のものです

御菓子老舗 ひろせ本店(おかしろうほ ひろせほんてん) ※2021年1月12日をもって閉店しました。
※「老舗」は「ろうほ」と読みます。
仙台市宮城野区大梶2-11
TEL/0120-770-141
営/9:00~18:00
休/無休
お取り寄せ/電話、ホームページで承ります
P/2台
交/JR仙台駅より車で9分
http://0141hirose.jp/
※外部リンク

 

元祖仙臺駄菓子本舗 熊谷屋本店(がんそせんだいだがしほんぽ くまがいやほんてん)
仙台市青葉区木町通2-2-57
TEL/022-272-7464
営/8:30~17:30
休/日曜
お取り寄せ/電話、FAX、ホームページで承ります
P/なし
交/地下鉄南北線北四番丁駅より徒歩5分
https://kumagai-ya.co.jp/
※外部リンク

 

仙台駄がし本舗 日立家(せんだいだがしほんぽ ひたちや)
仙台市宮城野区小田原1-4-7
TEL/022-297-0525
営/9:00~18:00
休/日曜、第2土曜、第3水曜
お取り寄せ/電話、FAX、ホームページで承ります
P/なし
交/JR仙台駅より車で5分
http://sendaidagashi.com/
※外部リンク

 

九重本舗 玉澤 仙台エスパル店(ここのえほんぽ たまざわ せんだいえすぱるてん)
仙台市青葉区中央1-1-1 本館B1F
TEL/022-267-4035
営/9:00~21:00
休/無休
お取り寄せ/電話、FAX、メール、ホームページで承ります
P/なし
交/JR仙台駅より徒歩5分
https://www.tamazawa.jp/index.php
※外部リンク

 

壽三色最中本舗 名取店(ことぶきさんしょくもなかほんぽ なとりてん)
名取市増田字柳田254-3
TEL/022-384-4939
営/9:00~19:00
休/無休
お取り寄せ/電話、FAX、ホームページで承ります
P/20台
交/JR東北本線名取駅より徒歩15分
http://www.sanshokumonaka.jp/
※外部リンク

 

白松がモナカ 仙台エスパル店(しろまつがもなか せんだいえすぱるてん)
※「白松」は正式には「しろまつ」と読みます。
仙台市青葉区中央1-1-1 本館B1F
TEL/022-267-4034
営/10:00~20:00
休/無休
お取り寄せ/電話、FAX、ホームページで承ります
P/なし
交/JR仙台駅より徒歩5分
http://www.monaka.jp/
※外部リンク

 

仙臺まころん本舗(せんだいまころんほんぽ)
仙台市青葉区小田原4-1-34
TEL/022-223-2279
営/9:30~18:00
休/日曜、祝日
お取り寄せ/電話、FAXで承ります
P/3台
交/JR仙台駅より車で5分
http://www.makoron.co.jp/
※外部リンク

 

伊達瓦せんべい本舗 一茶(だてがわらせんべいほんぽ いっさ)
仙台市宮城野区二の森3-62
TEL/022-792-6778
営/10:00~18:00
休/日曜
お取り寄せ/電話で承ります
P/2台
交/JR陸前原ノ町駅より車で11分
https://dategawara.com/
※外部リンク

 

ふじや千舟本店(ふじやせんしゅうほんてん)
仙台市青葉区中央4-7-18
TEL/022-222-5305
営/9:00~17:00
休/日曜
お取り寄せ/電話、FAX、インターネットで承ります
P/1台
交/JR仙台駅より徒歩10分
https://www.fujiya-senshu.co.jp/
※外部リンク