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藩主・伊達政宗公が築いた仙台城跡

2016/03/23

仙台城の歴史を今に伝える

今から400年以上前に造営された仙台城。仙台中心部を抜け、城跡へ向かうと真っ先に見えてくるのはそそり立つ本丸の石垣の姿。隙間なく切りそろえられ、美しく積み上げられた姿は壮観です。この石垣は三層に重なり、最奥には築城当時の石垣が眠っています。

幾度もの地震に見舞われ、現在の強固な石垣に

そこからさらに急勾配の坂を上がって行くと城のメインとなる本丸跡に到着します。仙台の観光PRでよく目にする伊達政宗公の騎馬像があるのはこの場所。しかしながら、本丸に城の建物は残っていません。

本丸跡に堂々と立つ伊達政宗公の騎馬像

明治維新の戦火にも見舞われず残っていた仙台城本丸の建物は、明治に入ってから取り壊しの憂き目に。2015年に復元された大広間跡の礎石を見るとそのスケールに驚かされます。残念ながらお城の建物は現存しませんが、城があった青葉山の立地や石垣等の遺構を見て、たくさん想像力を働かせながら、散策するのが仙台城跡の楽しみ方。イメージをふくらませながら在りし日の姿に思いを馳せてみましょう。

仙台城の中心となる大広間の礎石の復元

より深くお城について知りたい人は城内にある「仙台城見聞館」や「青葉城資料展示館」へ。パネルや模型、CG映像等で、華麗で豪華だった本丸の姿を目にすることができます。

「仙台城見聞館」にある大広間の50分の1スケールの模型

天然の要害の上に立ち、仙台市内を一望

仙台城跡北側の広場から見る景色

青葉山の周囲を見渡すと南に切り立った峡谷や断崖、西は深い原生林、東には川と、青葉山は敵が攻めにくい立地条件が揃っていたということがよく分かります。また、ここから仙台市街地を見晴らす展望は見事で、遠くに太平洋を望むこともできます。その広い眺望を前にすると一国一城の主になったような気分に。政宗公もここから美しく広がる平野、そして豊かな海を眺め、仙台の繁栄を願ったのかもしれません。

神社で日本式参拝にチャレンジ

日本の神社の建築様式の中でも最も格式高い造りの社殿

仙台城跡敷地内には宮城県護国神社が鎮座。タイミングが良ければ神社で結婚式をあげるカップルの姿や、子の成長を祝う日本の伝統行事・七五三で参拝に訪れる愛らしい子供たちの姿に出会えます。
 神社の参拝方法にも日本特有のマナーがあります。参拝前には手水舎にある柄杓で水をすくって手を洗い、口をゆすいで清めてから社殿へ。賽銭箱にお金を入れたらまずは2回深くお辞儀。次に2回拍手してお祈り。そして最後にもう一度深くお辞儀をするのが正式なスタイルです。

神社オリジナルの「勝守(かちまもり)」試合や試験に勝つ願いをこめて

境内では交通安全や健康、安産などさまざまな願いを祈願したお守りや、運勢を占うメッセージが書かれたおみくじが販売されています。境内に、ひいたあとのおみくじがたくさん結ばれているのは神様と縁を結ぶため、と言われています。もちろん結ばずに持ち帰り、大切にするのもOK。訪れた記念に、購入してみてください。

仙台城跡
https://www.spending-time-sendai.jp/spot/20034/
青葉城資料展示館
https://www.spending-time-sendai.jp/spot/20003/
青葉城本丸会館
http://www.honmarukaikan.com/
宮城縣護國神社
http://gokokujinja.org/
NPO法人仙台城ガイドボランティア会(せんだい旅日和)
http://www.sentabi.jp/volunteerguide/guide/sendaijo.html