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鮨仙一の寿司の画像

「寿司のパラダイス仙台」でおすすめの寿司店4選

2020/01/30

仙台市は広大な仙台平野に位置し、伊達藩の時代から米どころとして名を馳せる土地でもあります。国内漁港のうち特に重要と定められた13箇所の特定第3種漁港のうち、実は3か所(気仙沼、石巻、塩釜)が宮城県。三陸の海を臨み、西には奥羽山脈という、海の幸、山の幸に恵まれた仙台では、良質な食材を確保できる環境を生かして寿司文化が発展してきました。新鮮な魚介と、シャリに最適な米が揃うこの街は、宮城県内にお店を構える寿司職人たちの間で「寿司のパラダイス」とも称され、市内にはカジュアルな大衆店から贅沢な高級店まで様々なスタイルの寿司店があります。首都圏に比べると価格はどこもリーズナブルでありながら気軽に旬の絶品寿司が味わえるのが仙台の魅力です。

最高のネタとほどけるシャリ。自慢の一貫を提供「鮨仙一」

「東北楽天ゴールデンイーグルス」の元監督としても知られる故・星野仙一さんの大ファンである大将が、星野さんの名前と仙台で一番の寿司店を目指すという思いを合わせて命名した「鮨仙一」。県外や海外からも絶えずファンが訪れる人気店です。特に本マグロにこだわるという大将。毎日仙台市中央卸売市場に足を運び三陸海岸で水揚げされたネタを仕入れ、旬を大切にした最高のネタを提供しています。また、契約農家がこの店のためだけに作る宮城県登米(とめ)産ササニシキの使用もこだわりで、さっぱりとした味わいのシャリは、ほろりとほどける食感が印象的。出身地の福島県で修業を積んだ親方ですが「魚も米も旨い仙台の寿司は日本でナンバー1。この場所でやれるからこその質と価格です」と話します。

ネタの切り身の大きさと、シャリの量のバランスに気を配り握られる寿司は、口に入れるとシャリがぱらりとほどけて、ネタと交ざり合う。そんな一体感のある食感を大切にしています
「お客さんはルールなど考えず、好きなものを好きな順番で食べるのがいい」と親方。星野仙一さんの貴重なサインバットや写真が飾られた店内で、大将と野球話で盛り上がるのもまた楽しい
カウンター10席の他、家族連れや宴会で使いやすい小上がりや、落ち着ける2階の個室もあり、店内の収容数は約40名。職人としてお店に立つ大将の息子さんが英語で対応してくれます

学生だって気軽に立ち寄れる大衆寿司「寿司勝」

ランチにぎり800円(税込み)という価格設定で、お昼時はあっという間に満席になる「寿司勝」。1953(昭和28)年の創業以来、肩肘張らない庶民的なスタイルで寿司をメインに様々な食事や酒の肴を提供し、この界隈で働く人たちに長く愛されているお店です。「うちは学生だって気軽に楽しめる安さがウリ」と微笑む親方は2代目。親の代から家族で切り盛りしている店を大切に守っています。リーズナブルとはいえ、握るお寿司に妥協なし。店からほど近い「仙台朝市」にある信頼のおける魚屋から毎日新鮮なネタを仕入れており、ササニシキとコシヒカリをブレンドしたシャリを使ってふんわりと優しい食感に握り上げるのもこだわり。常連さんにはもうひとつの名物であるおでんの定食680円(税込み)やとんかつ定食680円(税込み)なども人気とのこと。毎日通っても飽きない、親しみ深いお寿司屋です。

豊富に揃うメニューはいずれもリーズナブルで、握りずしの特上が3,300円(税込)というから驚きです。寿司と人気を二分するおでんは一種110円(税込)からで約20種類を用意
美しい手さばきで寿司を握る親方。「何から食べればいいかと聞かれることがよくありますが、自由に心地良く食べてもらうことが一番ですね」
おでんや食事など、多くのメニューを提供しているのは創業当時から。仕込みもすべてひとつひとつ丁寧に行います。カウンター含め42席の店内はまるで自宅にいるかのような居心地の良さ

1928年創業。伝統を守り新しさも追及「お寿司と旬菜料理 たちばな」

初代が東京下北沢で創業。1946(昭和21)年からは仙台で江戸前寿司と会席料理を提供する店として親しまれた歴史を持つ「お寿司と旬菜料理 たちばな」。創業から90年以上、時代に合わせた寿司のあり方を追求してきた名店です。3代目の相澤さんはアメリカでも寿司を学び、伝統の味を守りつつ洗練されたダイニングスタイルの店づくりを実現。世界に誇れる宮城の魚と米を独自のタレで味わう名物「仙台づけ丼」や、最高級仙台牛のローストビーフを薄くスライスした「仙台牛ローストビーフにぎり」など、新しい仙台寿司文化の普及にも尽力。英語のメニューはもちろん、3代目自ら英語を話し、国や世代を問わず幅広い人々に寿司の魅力を伝えています。

仙台の新名物にしたいという思いを込め作られた「仙台づけ丼」1,870円(税込)。このづけ丼ひとつで宮城近海の海鮮をたっぷりと味わえます。「仙台牛ローストビーフにぎり」660円(税込)とのセットがおすすめです
さっぱりとした食感のササニシキと、ほんのり甘さを感じるコシヒカリをブレンド。程よい弾力と旨味のあるシャリがネタの旨さをより引き立てます
64名を収容する店内は、ゆったりと広く取られたカウンター席から、ぶらんど~む一番町商店街を見下ろせる個室まで様々な席が整います。ランチは1,200円から、夜は5,000円から

創業以来70年、3代変わらぬ味を提供「富貴寿司」

1948(昭和23)年の創業当時から三陸の旬の幸、宮城の米を活かして寿司を提供し続ける「富貴寿司」。戦後、江戸前で学んだ初代が仙台駅東口にあった横丁に屋台を開いたことから始まり、現在は代々の技を受け継ぐ寿司歴20年の3代目大将がお店を切り盛り。仙台に来たらここへ必ず寄るという県外や外国のリピーターも多い老舗です。口に運んだときの食感を大事にした丁寧なネタの仕込みや、玉子焼きからかんぴょうまで一つ一つの素材選びにこだわるなど、昔ながらの寿司屋の手仕事を大切にしているのがこの店の魅力。「お客様を裏切らない仕事をしたいと思っています」と話す大将は、パンフレットなどを駆使して外国語にも柔軟に対応してくれます。

寿司7貫とかんぴょうの巻物のセット「月」は2,200円(税込)。丁寧にもどし、煮つけたかんぴょうもふっくらと柔らかく、目にも舌にも印象的な美味しさ。ランチは880円から
カウンターに「葉蘭」を敷き、握りたてを載せてもらう昔ながらの寿司屋の風景も魅力。「一ノ蔵」や「勝山」など寿司との相性がいい宮城の地酒も揃います
焼き物や地元の素材を使った小料理など酒の肴も多彩。カウンター含めて28席、大将との距離も近い小さな店内で温かくお客様をもてなします

ここで紹介した寿司の名店4店は、三陸沖の新鮮なネタを使用しつつ、それぞれの店舗が持つ異なる歴史やこだわりを反映した寿司の味や楽しみ方を提供しています。気さくな親方との会話も楽しみながら、仙台が「寿司のパラダイス」と言われる由縁をぜひ感じてみてください。

※表示価格はすべて2020年1月30日時点のものです

鮨仙一(すしせんいち)
仙台市青葉区中央3-9-12
TEL/022-263-1180
営/11:30~14:00(ラストオーダー13:30)、17:00~22:00(ラストオーダー21:30)、日曜11:30~14:00(ラストオーダー13:30)、17:00~21:00(ラストオーダー20:30)
休/月曜
P/なし
交/JR仙台駅より徒歩5分
https://Sushi-senichi.com/
※外部リンク

 

寿司勝(すしかつ)
仙台市青葉区中央4-2-30
TEL/022-222-7225
営/11:30~14:00、17:00~22:00(ラストオーダー21:30)
休/日曜、祝日
P/なし
交/JR仙台駅から徒歩5分

 

お寿司と旬菜料理 たちばな
仙台市青葉区一番町3-3-25 たちばなビル5F
TEL/022-223-3706
営/11:30~14:00、17:00~22:00(ラストオーダー21:00)、土、日曜、祝日11:30~14:00、17:00~20:30(ラストオーダー20:00)
休/不定休
P/なし
交/地下鉄東西線青葉通一番町駅より徒歩2分
https://www.tachibana-Sushi.com/
※外部リンク

 

富貴寿司(ふうきずし)
仙台市青葉区一番町4-4-6
TEL/022-222-6157
営/11:30~14:00、17:00~23:00(ラストオーダー22:30)
休/日曜、祝日
P/なし
交/地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩5分
https://fukizushi-sendai-torayoko.gorp.jp/
※外部リンク